天王寺
仕事が早く終わったので,天王寺七坂を散歩した。天王寺七坂とは,文字通り大阪市天王寺区にある七つの坂のことだ。夕日スポットらしいが,時間的に縁がなかった。
上本町駅で電車を降りて,南に下っていく。
昔風情の町並みだが,残念なことにラブホテルが異常に多い。生國魂神社の鳥居からもホテルが丸見え。京都の街の景観に関する政策は,少しやり過ぎではないかと思っていたが,このような大阪の残念な風景を目の当たりにすると,やり過ぎくらいでちょうど良いのではないかと思った。
こちらは清水坂。七つの坂の上り下りがこの季節にはキツい。
最後の逢坂まで到着し,歩道橋に上がると西側には通天閣,東側にはハルカスが見え,どちらに行こうか考える。
今回は通天閣にした。ハルカスはまたの機会に。
とうふ
NHKのプロフェッショナルに出ていた豆腐屋の豆腐をネット通販で取り寄せた。
きぬとうふAクラス,寄せとうふBクラス,湯葉,がんもを購入し,がんも以外を頂いた。Aクラスは自家農園産で栽培が難しく収量の少ない品種で500円,Bクラスは「自家農園産でたくさん収穫できた品種」や「農家契約・問屋経由の美味で生産量の少ない品種」で300円だ。
きぬAクラスは雑味がなく,すっきりとした味わいで,ほのかな甘さがあり,美味しい豆乳をそのまま固めたような印象だ。一方寄せBは豆をそのままとうふにした印象で,甘みはもちろん,クセやエグミも残っていた。人によって好みの違いがあると思うが,私は寄せBの方が好きで,感激するほど美味しく感じた。シンプルなのにこれ程美味しく出来るのは奇跡的だ。材料も良いんだろうが,とうふを作る技量が高いのだろう。私は以前よくバーに行っていて,シンプルなカクテルでバーテンダーの手腕によって大きく味が変わることに驚いていたが,とうふの世界でも同じことだろうと思う。シンプルだからこそ,腕の差が現れる。
これで300円だ。京都の激高い湯豆腐屋なんて,これを食べれば行く価値がなくなる。家で最高のとうふが食べられるのだから。
東南アジア
子供が風邪をひいたこともあり,最近は外出できていない。
どこかに出かけて写真を撮りたいなあと思いながら,過去に東南アジア旅行で撮った写真を眺めている。
カメラはキヤノンのS90。当時の高級コンデジだが,今じゃスマホの方がきれいなんだろうか。
ミャンマーの町並み。
ベトナムの道路。このような信号のない道路を歩いて渡る。バイクも車も上手いこと歩行者を避けてくれる。最初の内は相当戸惑った。
ラオスの滝。
ラオスの宿泊場所のレストランから。
この当時は写真にあまり興味がなく,かなり適当なスナップだが,個人の興味の対象というのはそれ程変わらないのか,今と同じような写真を撮っているなあという印象だ。
写真の上達のために構図を勉強しなきゃと思って,PHOTOGRAPHER'S EYE -写真の構図とデザインの考え方-なんかを読んで勉強している。LightRoomでクロップする場合にはじっくり考える余裕があり,構図の知識を生かしやすいが,実際に撮影する現場において瞬時に構図を導き出すのはかなりの訓練が必要だと思う。森山大道の「量のない質はない」というのは,こういうことなんだろうか。量を撮って,構図のレパートリーを増やし,瞬時に判断出来るようになる,というステップが必要なんだろうな。
RAW現像
カメラをかじったからには避けて通れないRAW現像について勉強した。
まずは,実際にAdobeのフォトプランを購入。もちろん現像することが主目的だが,今まで撮った写真を閲覧するのにも便利。キーワードやコレクションの設定をひたすら行なった。
Adobe Creative Cloud フォトプラン(Photoshop+Lightroom) 2017年版 |12か月版|オンラインコード版
- 出版社/メーカー: アドビシステムズ
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以下の2冊を購入して読んだ。
写真が変わる劇的RAW現像 (学研カメラムック)の方は,各機能を網羅的に説明してから,ケーススタディを学ぶ。最初の一冊に最適と思う。
作品づくりが上達するRAW現像読本 〜Lightroom CC/6で写真編集力アップ! (玄光社MOOK)は,写真家の方が書いているだけあり,より実践的だ。私のような初心者がライトルームを使っていると,作りたい画のイメージがあることにはあるのだけど,ぼんやりしていて,なんとなくスライダーをいじりながら着地点を手探りで見つけるという作業になってしまいがちだ。作りたい画をしっかりとイメージして,それを目指して現像するという姿勢が重要ということを学んだ。
作品づくりが上達するRAW現像読本 〜Lightroom CC/6で写真編集力アップ! (玄光社MOOK)
- 作者: 澤村徹
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露出やコントラストはわかりやすいが,色に関する知識不足を実感している。富士フイルムのカメラを使っているので,フィルムシミュレーションをより効果的に使うためにも色について勉強したい。デジタル写真の色を極める! 「写真の学校」を読んでみようと思う。